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英語の母音字
それではちょっとややこしい母音字の表記の仕方を見てみましょう。
母音の短音と長音
英語のアルファベットの A・E・I・O・U と Y には、短音と長音があります。短音と長音と言っても、アとアー、エとエーといったものではなく、英語流の長音・短音ですから注意して下さい。
英語の母音の練習をする時は、ローマ字は忘れて下さい。ローマ字は英語学習には役立たない全く違う音表記です。
a |
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e |
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i,y |
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o |
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u |
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この表を見ているだけでも、短音の読み方と長音の読み方のルールが見えてきませんか?詳しくはルール1、ルール2で説明します。
フォニックスのテキストでは、長音と単音の区別をわかり易くするために、,
といったマークを付けて表しています。
後で挙げるルールを学びながら、短音・長音の音の別をマーク付けしながら読む練習をすると、自然とルールを覚えられます。
長音 U には、y の音の入った ユー と Y のないウー
があります。これについては、ルール3で扱います。
長音短音以外の音
母音字 A は長音・短音の他に、father のように の音になるもの、all のように
になる音があります。この音は二重母音字のAU と同じ音になります。詳しくは、補足説明をご覧下さい。
母音字 O は、come, done, love, some, son, ton のように 短音U の音になるものが多いです。
これは、その昔、筆記体で綴っていた時、m, n, v の前の u は、紛らわしく読みにくい事から、o で綴るようになったそうです。実際、この例外も、m, n, v の前で多いです。
また、母音字 O は dog, fog のように、 音で発音する単語もあります。詳しくは、補足説明を参照して下さい。
次は、二文字で表す二重母音字です。