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英語の子音字と母音字
英語は、子音を表す音と母音を表す音を組み合わせて表記します。
アルファベットは26文字ですが、そのうち母音を表すのがA・E・I・O・U の5文字。
子音を表すのが、B・C・D・F・G・H・J・K・L・M・N・P・Q・R・S・T・V・W・X・Y・Z の、21字。
ちょっと浮気物なのが子音文字の Y 。これは、cry や buy のように、i の音を持つ母音字の働きをする事があります。
また、母音文字 U は queen, question 等のように、Q とくっ付くと、kw という子音の音を表します。
こんな風にみると、英語の母音を表す文字がとても少ない事に気付きます。
英語の母音が、たった5音だったら日本人も英語の発音にそれ程苦労しないのでしょうが、そうは問屋が卸さないところが悲しいかな。
音はあるのに文字が無い...というわけで、英語は色々創意工夫しまして、世にも奇妙な綴りのルールが生まれたのです。
この章は下記のように構成されています。
奇妙でややこしいルールに入る前に、比較的簡単な子音についてまずお話しようと思います。
子音を理解したら、次は母音をおさえましょう。
子音・母音に関しては、「そういう風に音を表すのだな」という感じで見ておいて下さい。ここでは、あまり根つめなくて良いです。
この音の表し方がわかりましたら、フォニックスのルールに進んで下さい。
Rの入った母音字は、ルール4、又は、ルール5が終わった段階で読まれた方が理解しやすいと思います。
特に英語の音になれていない方は、まずルール5まで見終わってからRの入った母音字見るようにして下さい。
それでは英語の子音字について見てみましょう。