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母音字の補足説明
O の音
既に何度か触れましたが、O は、短音U で発音される場合があります。その昔、筆記体で綴っていた時、m, n, v の前の u は、紛らわしく読みにくい事から、o で綴るようになったそうです。
become, come, comfortable, company,
some, somebody, someone, something, sometime
among, done, front, Monday, money, monkey, month,
none, son, ton, won, wonder,
above, cover, discover, glove, government, love, lovely, lover,
brother, mother, nothing, other,
color, dozen
color ()と collar ()を聞き比べて頂くとわかりますが、日本人は短音U()と短音O()の使い分けが苦手です。
その上、母音字Oは 短音U()で発音する例があるため、曖昧なままにしている場合が多いです。
上記のような基本単語は、come、money、と練習して、意識するようにして下さい。
この他に、母音字Oは、dog, fog のように、 au の音 になるものがあります。ただ、イギリス英語ではルール通り短音O で読むようです。
F の前: | coffee, off, office, often, soft |
TH の前: | cloth, froth, moth |
S の前: | boss, loss, cost, lost |
NG の前: | long, song, strong, wrong |
G の前: | dog, fog, frog, log |
特殊例: | gone |
ルール1で述べたように、-OSTは通常長音Oで読みますので、cost, lost を例外と捉えています。
OU の音
二重母音字OU は、母音字O 以上に曲者で、このつづりで、なんと6つもの発音を表してしまいます。ただ、例外の音は多くても単語数はそれ程多くないので、練習しながら覚えるようにして下さい。
OU: ou
: couple, double, enough, rough, tough, touch,
country, cousin, young,
*: could, should, would
: bought, brought, fought, thought
(): cough
: although, though, soul, shoulder
: you, group, soup, through, wound
could, should, would は、になりL の音が消えるパターンです。
should(), shoulder(), shout(ou) の OU は、全部違う音です。
tough(), though(), thought()も違う音。
違いをキチンと認識できるまで、shld, shlder, shout,
tgh, thgh, thghtのように、書き換えて音をキチンと覚えるようにします。
OW の音
に重母音字OW は、OU 程沢山音を持っていませんが、と読む例外はかなり多く存在します。長音O で読むケースは例外というにはあまりにも多い数存在しますので、気をつけたい文字です。
OW: ou
: blow, blown, flow, flown, grow, grown, know, known,
show, shown, throw, thrown, sow, sown,
owe, own, brown, bow, low, slow, snow, row,
: knowledge
now は規則どおり ou 読み、knw, snw は、長音O です。
ちなみに、flow(fl) は「流れる」という意味の動詞。
過去・過去分詞は flowed (fl|ed) です。
flown(fln) は、fly の過去分詞形なので、混同しないようにして下さい。
OW は、二音節以上の単語の場合、常にで読みます。音節については上級編で詳しく説明します。
borrow, below, fellow, follow, tomorrow, window,
次は子音字の補足説明をみましょう