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フォニックスのルール:基礎編
ここからがフォニックスのルール本番です。子音・母音の表し方がわかったら、今度はその組み合わせのルールを学びましょう。
ルールは、1から7までありますが、まずは、ルール5までを確認して下さい。
ルール1:短音で発音する場合
単語の終わりで母音字のあとに子音字が続いたら、その母音字は「短音」として発音します。
ちょっとややこしいですね。でも、単語を見ると一目瞭然です。
A ![]() |
ad, back, chat, dash, fan, hat, mass |
E ![]() |
bed, check, hen, met, net, thrill, well |
I(Y) ![]() | chin, fish, kiss, myth, pin, thin |
O ![]() | doll, fox, job, nob, odd, shop, top |
U ![]() | dwell, fun, nut, puff, rub, stuck, up |
back, fish 等を見ると、母音字が子音字に挟まれていますね。このような場合、母音字は短音です。また、ad や up のように2文字の時も、短音で読みます。
これは、2文字で表される子音、ch, ck, sh, th や, ss などでも同じです。
このルールの応用で、母音字の後に子音字が2文字続いていたら短音で読むというルールもあります。
dinner, letter, latter, summer, marry
dinner() と diner(
), later(
) と latter(
) との違いを見ていただけるとわかると思います。ただ、このルールに関しては、少し補足説明が必要になってくるので、上級編で扱います。
ルール1の例外
ルールに例外はつき物。このルールでもやはり例外が存在します。例外の場合の綴りパターンがあるので、ちょっと見てみましょう。
-ILD ![]() | child, mild, wild |
-IND ![]() | find, kind, mind, wind |
-OLD ![]() | old, cold, gold, told |
-OLL* ![]() | knoll, roll, scroll |
-OST* ![]() | ghost, host, most, post |
これらの綴りで終わる文字は、子音で終わりますが長音で発音します。
母音字でお話したように O は、短音O ではなく、短音U
の音の単語があります。
O はどうも厄介な文字で、-OLLの場合、doll のように 短音 で読むものもあります。
また、lost, cost のように、長音・短音とは別の もありますので注意が必要です。詳しくは母音の補足説明で説明します。
次はルール2:長音で読む場合です。
ルール2:長音で発音する場合
ルール3:OO の音のルール
ルール4:C と G のルール
ルール5:発音されない子音字
ルール6:-(e)s のルール
ルール7:-(e)d のルール