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フォニックスのルール
ルール1とルール2は一字の母音字の時の読み方のルールでした。ここでは、2重母音字 OO と同じ読み方のルールについて学習します。
ルール3:OO の音のルール
長音OO と読む音
長音U(E), EU, EW には、Y の入った「ユー」という音と「ウー」
の音があります。CH, J, L, R, S, の後は長音OO
で読みます。
U ![]() |
flu, flute, June, rude, rule |
UE ![]() | blue, true, sue, |
EW ![]() | blew, chew, drew, flew, |
UE のE は、無音のE。U を長音で読む印です。blew を「ブリュー」と覚えていませんか? blue と同じ音です。
chew は、「チュー」と発音しますから、y が入っているように感じます。けれども、実は、ch という発音であって、母音にy があるわけではないのです。
cue は 、clue は
ですね。発音の違いを聞き比べて見て下さい。ルールを覚えるまでは、fl
u, ch
ew, s
ue と印をつけて確認します。
OOの長短の区別
OO の長短の区別の仕方は、実は特に決まっていません。
これといったルールが無いという事は、一つ一つ覚えていくしかないのですが、書き出してみると傾向が見えてきます。
OO:book, cook, foot, good, look, shook, stood, took,
OO: boot choose, cool, food, fool, loop, loose, mood, moon, noon, pool, roof, room, shoot, soon, spoon, too, tool, tooth, typhoon, zoo
OO の発音は傾向が似通っているので、例えば、
cookie とみたら、cook が短音だから、cookie も短音
stool を見たら、tool が長音だから、stool も長音だろう
という推測がつけられます。
-OOK は短音ばかりですから、hook の場合は短音と推測つきます。
typhoon, monsoon や、spoon 等も、-OON は長音のパターンと考えておけば良いわけです。
GOO の場合は、good, goody 等 が例外的に短音で、全体的には goose, goof, google のように長音読みです。
ちなみに、door, poor は、R の入った母音とみなすので、OO の音の中には含みません。
ルール1〜3まで母音字のルールを見てきました。次は、子音字のC と G のルールを見てみましょう。
ルール2:長音で発音する場合
ルール3:OO の音のルール
ルール4:C と G のルール
ルール5:発音されない子音字
ルール6:-(e)s のルール
ルール7:-(e)d のルール