英単語をダブルクリックするとThe Free Dictionaryで音声が聞けます
英語の重子音字
英語には、2文字、3文字で一音を表す音もあります。その組み合わせは沢山ありますが、フォニックスのルールを理解する上で重要なものに絞ってご紹介します。
独自の音を表す重子音字
CH, NG, QU, SH, TH, WH は、一文字では表せない英語の子音の音を表します。
CH* | =ch: chair, church | NG | =ng: among, song |
QU | =kw: queen, question | SH | =sh: sheet, push |
TH* | =th: think, truth, the, they | WH* | =hw: what, wheat, when |
CH は、稀に k や s で読む単語があります。例外の基礎単語でとりあげています。
QU は、U が入っていますが、この2文字で、kw を表す子音字と考えます。
WH は、アメリカでは hw と発音され、w と h の発音が入れ替わっています。イギリスでは w の発音です。 どちらも、母音字 O が直ぐ後ろに付くと、h の発音になります。
who, whole, whome, whose
QU や WH と W は、母音との組み合わせで注意が必要な時があります。子音の補足で詳しく説明します。
TH には、think, truth のように基本的に清音ですが、the, they のように基本単語に濁った音が多いです。子音の補足で詳しく説明します。
他の音と重複する二重・三重子音字
二重子音字の中には、他の音で表せるものもあります。代表例がCK, DG, GH, TCH です。
CK=k: | kick, pick | GH=g,f,無: | ghost; cough; right |
DG=j: | judge, bridge | TCH=ch: | kitchen, match |
PH=f: | photo, dolphin, graph | SCH=sk: | school, scheme |
二重子音字、三重子音字の組み合わせは他にもありますが、基本は、これを覚えておけば応用が利きますので大丈夫です。
GH は、発音したりしなかったりと、少し複雑な文字です。これは、発音しない音で説明します。
このほかに、KN=n, WR=r 等の組み合わせもあります。こちらも、発音しない音で説明します。
以上子音字についてです。今度は英語の母音についてみてみましょう。