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フォニックスのルール:基礎編
ルール6:-ES のルール
動詞の三人称単数や名詞の複数形につける -s, -es のルールと発音のルールです。ご存知かと思いますが、s をつけるか、-es をつけるかどちらかは、下記のようなルールがあります。
末尾が-sh,-ch,-s,-z,-x -es | washes, watches… |
末尾が子音+y yをi に変えて-es | studies, cries, applies… |
末尾が母音(aeiou)+y -s | annoys, employs |
その他 -s | begins drinks, gives, makes … |
ただ、この分類ですと、S を s と読むか z と読むかわからないですし、e の音を含めるのかどうかわかりません。例えば、drinks と gives。これには S がつきますが、drinks は、s ですが、gives は、z です。
そこで、キチンと発音もわかるよう分類してみます。
ルールを覚えようとするより、ルールを確認しながら、マーク付けの習慣をつけると、自然と身についていきますよ。
s と発音する場合
f, k, p, t, th(濁らない音) の発音で終わる単語の後には、-s をつけ、s と発音します。
ここで注意して頂きたいのは、「発音」であって、綴りではない点です。
例えば、hope や cake のように、無音のE がある場合や、laugh のような GH が f の発音になる場合も含みます。
この場合、pop|s, rope|s, shock|s, death|s, のように、縦線| を入れます。
このようにすると、無音のE に s が付いたパターン(take|s rope|s)と、(ez)の発音になるroses の区別が付けやすくなります。
z と発音する場合
b, d, g, l, m, n, v, th(濁る音) の発音と、母音の発音で終わる単語の後には、-s をつけ z と発音します。
やはり、S の前に 縦線| を入れ、、 のようにマークを入れると覚えやすいです。
pub|, arm|
, song|
, scale|
, give|
, bathe|
ear|, bar|
, tree|
, boy|
, crie|
子音+ Y は I に変え -es にします。ie| とマークします。
(ez) と発音する場合
s, z, sh, ch, j の発音で終わる単語の後には、-(e)s をつけて -ez と発音します。e は、 と
の中間の音を弱くした感じです。
s の発音はCE, S(E), X 、z は SE, Z(E)、j の発音は DGE, GE のパターンがあります。
動詞 do も、例外的にこのパターンに当てはまります。
face, rise
, size
, bridge
, doe
(ez) と発音する場合、s の音を のように訂正しますが、縦線| は使いません。
rose, rope|s, rob|
の様にすれば、どのように発音するか一目瞭然です。マーク付けの練習をしていると、直ぐにルールを覚えますよ。
このルールは、所有格's にも適応されます。
Pope'|s, Jon'|, George'
次は、ルール7:-(e)d のルール です。ed, d, t どれで発音するかわかるようになります。
ルール2:長音で発音する場合
ルール3:OO の音のルール
ルール4:C と G のルール
ルール5:発音されない子音字
ルール6:-(e)s のルール
ルール7:-(e)d のルール